中島巾着茄子(長岡巾着茄子) | 新潟・食品名産図鑑

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中島巾着茄子(長岡巾着茄子)

長岡巾着茄子

概要: 巾着型の大型なす、長岡野菜に指定されています

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中島巾着ナスはまさに巾着袋の形をした茄子で長岡野菜に指定されて長岡巾着茄子といわれています。もともとは中島巾着茄子が正しい名前です。長岡野菜のブランド化戦略のために長岡巾着茄子としました。中島巾着ナスは明治の明治44年にに長岡市の中島地区で栽培が始まりました。そのルーツは南蒲原の田上町から嫁入りの際に持ち込まれたといわれています。その田上の巾着茄子に丸茄子を掛け合わせたものが今の中島巾着と伝えられています。また田上の巾着茄子も現新潟市の亀田の亀田巾着ではないかと推測されていますが、今では亀田巾着も田上の巾着も作られていないようです。その巾着茄子が代々長岡中島地区の農家で守られて来たのです。長岡の中島地区は信濃川の沿岸で夏は蒸し暑く水源もすぐそばにあります。茄子の原産地のインドの高温多湿の環境が再現できたことで在来種として生き残ったと考えられます。
中島巾着茄子の他に市場では魚沼巾着茄子が出回っていますが、これは中島巾着(長岡巾着)よりはやや小ぶりになりそのルーツも違っています。
巾着型の茄子は全国的には珍しく、和歌山の稲成茄子と埼玉の埼玉あおなすがあります。埼玉の青茄子は巾着型ですがその名の通り緑色しています。

中島巾着茄子(長岡巾着茄子)は形は扁平で縦じわが入ってまるで巾着袋のようです。大型で(直径10cm、250〜300gもの大きさになります)実はしっかりと丸い茄子で果肉は固めでしっかりして崩れにくい茄子です。本来は余り食味のいい茄子ではなく、煮ても焼いてもアクが強いなすでした。主にそのために主に全国的にも珍しい蒸かしなすで食されます。それが美味なのです。しっかり育てられた中島巾着茄子はまるで茄子のトロの味わいです。蒸かしなすは真夏にしっかり冷やして生姜醤油もしくはからし醤油でいただきます。お盆過ぎた巾着茄子は更に実が固くなるために味噌漬けやカス漬けで食されていました。また辛子なすで食べられています。

中島巾着茄子

ふかし茄子

中島巾着茄子は長岡野菜の中心的な存在です。巾着型であればあるほど美味しいと言われています。7月中旬~お盆明けくらいまでがベストの品質になります。株が若いころの7月には型も大きく色つやもいいのですが、お盆くらいになるとむしろ小型の巾着茄子がお勧めです。選ぶ際には巾着系型で色つやも良いものを選んでください。大きくてくすんだ色合いの巾着茄子は所謂「ボケナス」状態で美味しくありません。以前はこの状態の中島巾着茄子は味噌漬けにされていました。

長岡巾着茄子

ボケナス状態??

艶がなくぼけた状態です。商品的にはよくない。

長岡巾着

7月24日にスーパーで買った長岡巾着です。かなり隣が黒十全茄子。かなり大型ですが少しボケナス状態です。

長岡巾着茄子

右が黒十全茄子

ベストシーズン:6月中旬~ 10月下旬

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