蒸かし茄子(ふかしなす)(なすぶかし)


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概要: 新潟の茄子の地域料理法

蒸しなす

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|ふかし茄子

余り他の地域では茄子を蒸かして食べる習慣はないようですが、

新潟では茄子を蒸かして蒸しなすで食べるのは割と一般的です。

蒸しナスは県民の夏の暑さをしのぐ新潟の郷土料理なのです。

茄子王国新潟の茄子の3大調理があります。

  1. 浅漬け
  2. 蒸かしなす
  3. 辛子茄子

勿論、浅漬けがダントツですが、

2位は蒸かしなすではないでしょうか?

蒸かし茄子は地区によっては「なすぶかし」とも言われています。

 

|夏の暑さをしのぐ蒸しなす

調理も簡単で夏にピッたしです。

夕食の数時間前に茄子を蒸かしておいて冷蔵庫で冷たく冷やします。

それを和がらしを溶いて醤油でいただきます。

からしは辛いほどツーンと鼻に抜けて堪りません。

ビールや冷酒にもうピッたしのつまみです。

冷やして和がらしで食べるが新潟流のポイントです。

 

|ふかしナスには巾着ナスが最高

茄子は長岡野菜巾着なすが蒸かすとトロミが出て、

蒸かしなすには最適ですが、

丸型のなす(梨なす、十全なすなど)の実がしっかりしているものが向いています。

長なすは柔らかくて向いてないようです。

皮をむくやり方と剥かない食べ方がありますが、お好みです。

剥くほうが多いようです。

蒸かすときにあく抜きは必要ありません。

 

魚沼巾着ナス

魚沼巾着ナス

 

写真は魚沼巾着ナスを蒸したものです。

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主な材料:固めの茄子
作り方:ナスは半分に切ります。皮をむくかどうかは好みです。蒸し器に入れ約10分で箸が通ったらあげて余熱を冷まします。食べやすいように切って皿に盛ってそのまま冷蔵庫に入れて冷たくして食べると暑い夏には最高です。蒸かしすぎは美味しくないので注意してください。温かいまま食べても美味です。和がらしがない時は生姜醤油やわさびでも美味です。

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