新潟枝豆文化

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|新潟の枝豆文化

枝豆は未成熟大豆を早期に収穫して食べるものを言います。

新潟は枝豆を昔からよく食します。戦後の子供たちの貴重なタンパク源でした。

夏になると茄子漬と一緒に毎日ザルいっぱいに茹でて腹一杯に食べていました。

枝豆は大豆の7割~8割の若いうちに食べるものものである意味では贅沢です。

品種はいろいろ作られます。

黒崎茶豆などが有名ですが、新潟の茶豆は兎に角味は

関東の近辺の枝豆に比べて格段に美味です。

庄内のだだちゃ豆はお隣同士の県で系列は一緒です。

北前船でお互いに交流した結果です。

庄内と新潟は気候も同じようで食材も同じようなものが多く、

共通するものが多々あります。

 

|消費量は日本一

新潟では新潟市を中心にした下越地区で7割が栽培されています。

早いものでは5月から始まり、品種をいろいろ変えて11月まで楽しんでいます。

新潟は枝豆の一世帯当たりの消費が日本一で全国平均の3倍をになると言います。

しかし、家庭菜園で作られ枝豆は数字に入っていないので

もっと多いとも推測されます。

新潟の夏は枝豆が中心です。

 

|畔豆(あぜ豆)だった枝豆

大豆は昔は田んぼのあぜ道で作られました。水田の間の空いた空間に作れるので都合がよかったのです。

大豆は手間のかからない作物で、あぜ道は水はけもよく、よく育ちます。収穫も丁度、初夏から夏の終わりで農作業にも負担になりません。

今では休耕田にお米の代替作物としてよく作られています。

新潟はお米のそばで大豆を作してきました。

夏にはお腹一杯に枝豆を食べたのです。

そして越後味噌の原料としても利用されてきました。

 

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