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あさつき
概要: 新潟に春を告げる野草

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|あさつき(浅葱)
あさつきは野草であり、新潟の山野でよく自生しています。
新潟の長い冬が明けると畑仕事の片手間に野山に採取したものでした。
最近は栽培物が多く出ていて写真も砂地で育てたあさつきです。
葉をつけたまま生で味噌で食べたりしますが、かなりからみが強いので
さっと茹でて酢味噌で食べるのも非常に美味です。
酒の肴にまさにピッたしの春の山菜です。
一般的にはあさつきは春と秋が旬とされますが新潟では春が旬です。
子供のころ同じく野草のノビルとの区別が良くつきませんでした。
見かけはそっくりですが、あさつきは数十本の株で群生し、
ノビルは単体に近い形で生えています。
球根もアサツキは育つと丸みをおびてきますが、ノビルはラッキョウ型です。
またアサツキは多数の毛根が生えますが、ノビルは細長い根が数本生えるだけです。
夏にはアサツキは休眠しますがしっかり育ったアサツキを球根だけむき実にして
魚沼ではへぎそばの薬味に使ったりもします。
またそのまま味噌をつけて食するとお酒のつまみにも刺激的でたまりません。
*よくワケギ(分葱)とも混同されますが、
ワケギはその遺伝子からネギとエシャロットの雑種ということが
分かっています。原産地は地中海近辺とも言われていますが不明です。
西日本が主産地で熊本では一文字(もしくは人文字)と呼ばれ
一文字グルグルは郷土料理になっています。
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ベストシーズン:早春
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