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ベニズワイガニ

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|新潟のメインのカニ:紅ずわいかに
ベニズワイガニは、北海道から島根県沖にかけての日本海及び
銚子以北の本州太平洋沿岸の深 海に生息するカニで、
日本海では主にかご網によって漁獲されています。
主に山陰地方で漁獲が多いのですが、
新潟でも糸魚川の能生漁港と佐渡・赤泊港が中心で
小型船で水揚げされています。
佐渡沖に良質の漁場があります。
新潟ではカニと言えばベニズワイをさしていて、
あちらこちらの市場で見かけます。
ズワイガニの親戚ですが、ズワイガニは日本海の大陸棚水深約200m~400mに
生息することに対して、ベニズワイガニは水深 500m から 2,700mの深海に住んでいます。
成長すると7~8年で甲の大きさが12cm~13cmほどになります。
雌は資源保護の為に漁獲が禁止されていて、雄も甲羅が10cm未満は捕獲していません。
新潟では1,2月の産卵期は禁漁で3月に解禁になります。
夏から秋にかけて漁獲され夏場に旬を迎えます。
活きたズワイガニは、薄い茶色をしていて、茹でると赤色になります。
紅ズワイガニは、生きている状態でも体が赤いので「紅」ズワイガニとつけられました。
また茹でたズワイはお腹はクリーム色ですが、
ベニズワイはお腹までオレンジ色です。
ズワイガニは山陰や北陸では松葉ガニ、越前ガニなどのブランドカニになって
かなりの高値がついていますが、
ベニズワイは値段も5分の1から10分の1で庶民のカニになっています。
また加工用に使われることも多く、
カニみそやカニの剥き実などとして商品化されてます。
茹カニはその身はズワイに比べて水分が多くて、
冷凍などの処理によっては甘みも抜けてしまいます。
身の入りから食感、味の品格を比べるとやはり松葉ガニなどの高級ガニが断然
美味しいのは仕方ありません。
昔は新潟などではよく山中の道路わきで販売されてもいました。
子供ころはよく裸に夏に裸にされて食べさせられました。
近年はベニズワイも品質の向上に努力がなされてかなり味覚も向上しています。
以前は水がにが多かったのですが、身入りのいい季節の水上げしてすぐ茹でた
生ゆでのベニズワイはかなり美味です。
値段も安いのでお薦めです。
信用できる売り場でしっかり手に持って重さを確認して
さらに臭いも嗅いで生臭くないカニを選びましょう。
ベニズワイガニは水分が漏れないように裏返しで売られます。
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