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ドロエビ

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|新潟のドロエビは甘エビよりは美味い!!
ドロエビというあまり美味しそうではない名前をもらっていますが、味は絶品のエビです。姿形もグロテスクで甘エビやクルマエビなどから比べたら実に色も良くなく醜い姿です。しかし、食べれば美味い!
ドロエビは新潟ではクロザコエビとトゲクロザコエビ、もしくはヒメクロザコエビをこう呼んでいますが、山陰ではツチエビ・ガラエビ・モサエビ、北陸ではガスエビといわれています。どの名前も余り喜ばしい名前ではありません。日本海側の山陰から北陸、新潟、東北の各地では人気の高いエビになっています。
クロザコエビは水深200mより浅い所に生息し、トゲクロザコエビは200m以上の深海で取れます。
いづれも不格好なのですがクロザコエビの方が少し白っぽくて寸胴で手足が短い感じです。
トゲクロザコエビはやや赤みがかって黒っぽい色をして少しはクロザコエビより美系です。
しかし、両者をどの地方でもはっきり区別していません。
金沢や富山ではクロザコエビをシロガスエビといって区別することもあります。
新潟では7~8月が禁業ですがそれ以外は食べることができます。しかし、春が値段も安く美味しいようです。
食べ方は寿司や御刺身も最高ですが、軽く塩を振って丸焼きにすると甘みが更に増して美味です。
頭から豪快に丸かじりがお薦めです。
ドロエビは何故東京では見かけないのでしょうか?
見かけがブスで商品価値がなかったのでしょうか?
実はドロエビは非常に傷みやすいのが特徴です。
その為に日本海側の地元の人だけのこっそり楽しんでいた秘密の特産品です。
新潟を訪ねた時は甘エビよりはドロエビですよ。甘エビは東京でも食せます。
駅前の富すしさんがお薦めです。
色も美味しそうな色ではないのですが口の中に広がる濃厚な甘みは最高です。
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