- Home
- 新高梨(にいたかなし)
新高梨(にいたかなし)
概要: 甘くて大きな新潟の特産梨

スポンサードリンク
|新高梨は新潟+高知??
新高梨は赤ナシ系の晩生種の和ナシの一つです。日本では生産量は和梨の第4位になっています。1927年に菊地秋雄が東京府立園芸学校の玉川果樹園で天の川と長十郎を交配させて作った品種です。一般的には新潟県の品種「天の川」に高知県の品種「今村秋」を交配して育成されたとされていますが、遺伝子解析の結果、間違いと判明しています。正しくは天の川と長十郎の掛け合わせです。
名前の由来も新潟と高知からとって「新高梨」とネーミングされた一般的には言われていますが、これも大きな誤解で当時日本領であった台湾の日本一高い山3952mの「新高山(にいたかやま)」から取ったの正解です。(戦前は富士山は日本一ではなかったのが驚きですが・・・)
生産量は全国的に
- 幸水
- 豊水
- 新高
- 二十世紀
の順になっています。
新高梨の主な山地は、
- 熊本
- 千葉
- 新潟
で新潟県は全国で3位になっています。
尚、「荒尾梨」は熊本県荒尾市で作られている新高梨のブランド梨です。
|新高梨の特徴
新高梨は見た目は余りいいとは言えません。サイズは800~1500gの大型で表面はゴツゴツしています。しかし、味はかなり満足します。果肉は白く多汁で軟らかく、香りも芳醇で高く、糖度は12度以上になり、酸味が少ないのでとても甘く感じます。日持ちがいいのも特徴でラップして冷蔵庫で1か月近く保存できます。
収穫期は9月終わりから11月中旬で晩生です。
新潟ではこの時期、スーパーなどで販売されていますので、是非見かけたら買ってみてください。梨の中ではその濃厚さが堪らないはずです。

みずみずしさに溢れています!!
スポンサードリンク
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。