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新潟の米粉

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新潟は米の生産量は日本で1,2位の大産地です。そのお米から作る米粉でも生産量は新潟は日本一でシェアー30%以上を占めています。勿論はあられや柿の種などの米菓の生産も日本一で70%の生産量を誇っています。米菓は米粉から作られます。新潟は米粉王国でもあります。
米粉は古くから日本の食の一角をなしていました。お団子やおもち、あられ、おかきなどに利用されてきました。上新粉や白玉粉などがその代表です。しかし、米粉はその粒が荒く、小麦のようにパンやケーキ作り、麺作りには不向きでした。パンやケーキを作ろうとすると膨らまず、お餅のように粘りのある食感になってしまいます。コメ離れが進むなかパンやケーキ、麺が上手く作れる細かな粒子の米粉の開発は大きな課題でした。
そこで、新潟では県の食品研究センターが中心となって、高品質な米粉の製造方法の研究を重ね、特別な微細製粉技術を2製法を開発しました。二段階製粉と酵素処理製粉と呼ばれる製法でいずれも特許となっています。
新しく開発された米粉もやはりグルテンタンパク質からくる小麦粉の粘りを出せません。そこで小麦粉と混ぜてパンやケーキに使われていますが、小麦粉にはないしっとり感とお餅のような食感を与えてくれます。現在、新潟のみならず全国的にこのしっとり感、モチモチ感は人気となって広く商品開発が行われ普及してきています。
米粉はまた小麦粉アレルギーの方には小麦の代用となります。米粉100%で作るパンの製造法も開発されています。
また米粉のアミノ酸スコアは小麦粉の1.6倍あるとされ良質なたんぱく質含んでいます。
更に米粉は小麦粉と比べて油の吸収率が低いために油であげても低カロリーです。
米粉は健康にも小麦粉に比べてずっと優しい食材ですが、少し値段が高いのが難点になります。
微細米粉はパン・洋菓子・麺商品でこれまでにないあらたな食感を与えていますが、新潟の誇るコシヒカリを使った米粉も開発されています。
特にお勧めはコシヒカリを使った米粉麵です。
米粉麺はうどん、パスタ、ラーメン、焼きそばなどの種類があります。お土産店などで販売され、新潟駅や県下各地の食堂などでも食せます。
新潟の米粉の詳しい情報を知りたいかたは県が開設している「米粉のお部屋」をご覧ください。米粉を全国に普及するためのプロジェクトが組まれています。
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