新潟天然もずく

概要: 新潟のモズクは天然モズクで旬は夏です

さどもずく

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佐渡天然もずくが有名ですが・・・

新潟もずくは夏に採種する天然のもずくで、沖縄などの養殖モズクとはまるで違った風味を誇っています。岩もずくと花もずくの2種類があります。産地は取れるところによって佐渡もずく、海岸線に沿って県北から山北産もずく、出雲崎もずく、柏崎笠島もずく、親不知産もずくなどがありますが、それぞれ産地によって太さや食感には特徴があります。

岩もずく(石もずく)

新潟のモズクと言えばこの天然の岩もずく(石もずくともいいます)が主体です。石もずくは佐渡外海府で、海底の玉石に付着しているもずくです。太くて歯ごたえがあってシャキシャキしてヌメリが余りないのが特徴です。まるで草の茎を噛んでいる感じです。他のモズクでは味わえない食感で沖縄モズクになれた人たちはびっくりされるはずです。これがモズクの食感か!!と。主流の沖縄モズクは歯ごたえはほとんどありません。ぬるっとしてのどに流し込む感じのモズクとはまるでちがった味わいです。磯の香りが漂います。新潟ではその食感から男モズクとも呼ばれています。新潟県人は夏にこの男モズクをたっぷりと食べていました。
3倍酢でいただくことが多いのですが、酢味噌で食べる男モズクはまた違ったモズクの味を引き出してくれます。

 

花もずく

花モズクは石モズクとはまるで違った食感です。藻などに付着しているモズクです。本来のモズクになります。石モズクよりは細めの繊維ですが、沖縄モズクと同レベルの太さです。絹モズクよりはかなり太い感じです。特徴柔らかくてヌメリが強いくツルっとしたのど越しが味わえます。非常に美味しいもずくで日本でも有数の味わいかと思いますが、新潟では歯ごたえのある男モズクが珍重されて値段もやや高めです。花モズクは女モズクともいわれています。また糸モズクと名付けて販売もされています。

 

もずくについて

もずくはホンダワラなど他の褐藻類に付着することから「藻付く」という字があてられます。日本全国で採種できますが現在沖縄の養殖太モズクが生産の90%を占めています。
日本のモズクは沖縄もずく、能登モズク、佐渡モズクがその代表です。沖縄モズクは太いがヌメリが少ないのが特徴です。能登モズクは絹モズクといわれるくらい繊維が細くヌメリが特徴です。高級料亭などでは絹モズクは珍重されています。
モズクは地域ごとにそれぞれ特徴があり採れるモズクもそれぞれです。地方に出かけた際は地場のモズクを食してみるのも一つの楽しみです。
沖縄は養殖主体ですが、地区によっては天然ものを出荷しています。

詳しくは下記を御覧ください。

モズクのことがよく分かります。

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新潟天然もずく

ベストシーズン:6月~8月
作り方:販売時にはもずくは塩蔵されていますので、水に2~3回浸して塩を抜きします。そのあとに熱湯をかけて三杯酢などでいただきます。

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