過去の記事一覧
-
梨茄子・黒十全
|黒十全茄子(梨なす) 黒十全茄子は同じ十全の名前でも本来の十全茄子(白十全)とは系統が違います。黒十全は昭和20年ころに長岡市大島地区の種屋さんが白十全とは別種の大阪の泉州絹皮水茄子を導入したことに始まるとされていま… -
かきのもと・おもいのほか
かきのもと・おもいのほかは新潟の赤紫色の食用キクのことです。 かきのもとは新潟市中心の下越地区の呼び名でが、一般的には延命楽を指します。名前の由来は「生け垣の根本に植えたから」、「柿の木の根本に植えたから」「柿の実が色… -
肴豆(さかなまめ)
肴豆(さかなまめ)は長岡野菜に指定されている昔から長岡の信濃川左岸、王寺川地区で栽培されている枝豆です。昭和45年に水田転作用に長岡市市関 原地区から導入されたと言われていますが、一説には男鹿半島伝わったという説もありま… -
種苧原かんらん(たねすはらかんらん)
種苧原かんらんは旧山古志村(現長岡市)の中心地種苧原の幻のキャベツです。 種苧原は難しい漢字ですが、タネスハラと読みます。かんらんは「甘藍」と書いてキャベツのことをいいます。 山古志は震災にあって種苧原かんらん(タネ… -
白雪こかぶ
白雪こかぶは長岡野菜に認定されている地域野菜です。 「白鷹(はくたか)」という品種の冬のかぶで、ビニールハウスで栽培されます。白雪こかぶは直径7cm~9cm程で一般的なかぶよりは一回り小さい感じです。また白鷹はどこでも… -
体菜(たいな)
体菜(たい菜)はタイサイと一般的には呼ばれていますが、新潟ではタイナと呼んでいます。新潟県全域で作られていますが、長岡市は特に長岡野菜の一つとして認定しています。 明治初期に中国から導入した長梗白菜を体… -
ゆうごう(ゆうがお)
ゆうごうは夕顔がなまった言い方で長岡野菜・柏崎野菜に指定されています。夕顔は通常は細く切って干して干ぴょうの原料となりますが、中越や上越では野菜として若い実で食しています。 大きいものでは80cm位にもあり、7月上旬~… -
ずいき
ずいき(ズイキ)はさといもの一種のやつがしらの茎で、130cm位になり食用にします。 ずいきと言うと肥後ずいきを思い出される方もいるかと思いますが、これは昔から伝わる熊本の性具です。ハスイモの茎を乾燥させたもの食用にも… -
かぐらなんばん(神楽南蛮)
かぐらなんばん(神楽南蛮)は昔の山古志村(現長岡市)で昔から栽培されてきた伝統的な野菜で唐辛子のことです。言い伝えでは江戸時代より栽培されていると言われていますが定かではありません。長岡野菜にも指定されています。 形は… -
中島巾着茄子(長岡巾着茄子)
中島巾着ナスはまさに巾着袋の形をした茄子で長岡野菜に指定されて長岡巾着茄子といわれています。もともとは中島巾着茄子が正しい名前です。長岡野菜のブランド化戦略のために長岡巾着茄子としました。中島巾着ナスは明治の明治44年に…